Indeed活用術~スポンサー求人まるわかり~
- 2019.03.19
- Indeed

Indeedには毎日たくさんの求人情報が追加されるため、数日経つと無料の掲載情報は検索結果の上位や、前のほうのページに表示されなくなります。そのため、見る人が減る=応募も減ってしまいます。
そこで、パフォーマンスを維持するために有効な「スポンサー広告」というものをご紹介します。
掲載されているはずなのに応募がない…
クローリングにせよ、直接投稿にせよ、Indeedへの求人掲載はCMなどでうたわれる通り無料です。もちろん、検索画面への表示や、求職者による応募など、一連の採用活動は無料のまま行なえます。
しかし、Indeedへは毎日数百単位で新たな求人が追加されています。それだけでも埋もれてしまう可能性があるのに、無料掲載の場合は新しい求人が優先して検索結果の目立つ場所に反映されるため、古い求人は日を追うごとに表示順位がさがってしまいます。
有料の「スポンサー求人」、無料の「オーガニック求人」
Indeedの検索結果を見てみると「スポンサー求人」とついているものがあるのに気づくと思います。
これは「スポンサー広告」と言われる有料枠で、より頻繁に検索結果画面に表示されます。
無料部分は「オーガニック求人」と呼ばれ、こちらでも求職者の検索にマッチすれば表示はされますが、時間が経つにつれて表示順位は下がってしまいます。
有料のスポンサー求人は、検索結果の上部やスマホでスクロールしたときに画面が止まりやすい中ごろ、「次のページへ」ボタンの直前など、求職者の目に留まりやすい場所に掲載されるようになります。
- オーガニック求人……募集から採用まで無料でできる。1週間程度で露出がかなり減ってしまう。
- スポンサー求人……有料だがオーガニック求人よりも目立つ場所に掲載され、それが維持される。

Indeedはクリック課金制
Indeedの広告費は、「一枠〇週間で〇万円」といった求人情報誌や求人ポータルサイトなどの媒体と異なり、期間や掲載スペースで掲載料金が決まっているわけはありません。
検索結果に表示された広告が【クリックされた時】に課金される仕組みです。
つまり、クリックされなければ広告料金は発生しないのです。
支払いはチャージ制で、先にお金をチャージ(デポジット)し、クリックされる度に減っていくという方式。
また、代理店での運用なら「月予算」や「日予算」を設定でき、消化額はそれを超えることがないため、効率的に求職者へアプローチできます。
採用が確保できて、広告の必要がなくなった場合は、いつでも掲載をストップすることもできます。残ったデポジットは、また掲載する際に利用ことができます。
予算はいくら必要?

正直、即答は難しいです。
KPI、職種、エリア、案件数によって異なるからです。
また、課金となるクリック単価も、職種やエリアによって全く違うのです。
しかし、クリックされれば、デポジットしたお金が湯水のように流れてしまうわけではありません。
月額限度予算と、日額限度予算を自由に設定することができます。
Indeed有料広告のクリック単価
「スポンサー広告」はGoogleやyahoo!のリスティング広告と同様、オークション方式なので、1回のクリックにいくらまで払えるかという金額を入札します。
入札額は15円~999円で自由に設定できます。
入札金額は、「1クリックに対してここまで払えますよ」という【上限金額】になるので、設定した料金がそのまま使われるとは限りません。また、単純な入札額の差だけではなく、検索されたキーワードと求人原稿のマッチ度合いなども加味され、最終的な単価が決定されます。このへんの詳細な仕組みは開示されていません。
オークション形式となると当然、「クリック単価」が高いほうが勝ちやすくなるので、より目立つ位置に表示される可能性はありますが、関心の薄い人に表示されることが増える場合もあるので、バランスを考えた金額設定が重要です。
そのため日々、パフォーマンスを吟味し、緻密な調整を図り、適正単価を見出していく必要があるので、例え手数料がかかってしまっても、プロである代理店に任せた方が低予算で済んだ!となる場合が多いのです。
これだけは理解しておこう!
Indeedを運用しようにも、用語の意味がわからない、なんの指標なのかわからないという方に、Indeed管理画面にも出てくる、これだけは理解しておきたい専門用語をご紹介。Indeedだけではなく、WEB広告でもよく使われるものが多いので、覚えておくのがおすすめです。
・オーガニック
「自然検索」。広告枠を除く、純粋に検索されたもの。Indeedオーガニック=無料枠。
・スポンサー
「有料検索」。有料広告枠に検索され表示されたもの。
・検索クエリ
ユーザーが実際に検索した「検索キーワード」そのもの。
・表示回数(インプレッション)
「IMP」と略して使用されることもあります。検索結果に実際に表示された回数のこと。
・クリック(Click)
表示された広告をもっと詳しく見ようと、ユーザーがクリックすること。その回数をクリック数と言います。クリック数=その求人の閲覧数になります。
・CTR(クリック率)
Click Through Rateの略。表示された数(インプレッション数)のうちクリックされた回数(クリック数)の割合。
CTR=クリック数÷表示回数(インプレッション)
・CPC(クリック単価)
1クリックあたりのコスト。
CPC=費用÷クリック数
・上限CPC(上限クリック単価)
1クリックに対して支払える上限額=入札単価。あくまでも上限なので、その金額で着地するとは限りません。
・平均CPC(平均クリック単価)
実際に着地したCPCの平均値
・CV(コンバージョン)
成果のこと。Indeedでいうならば、成果は応募数や採用数などのこと。
・CVR(コンバージョン率)
広告をクリックされたなかでCVまでいたった割合。Indeedで言えば「応募率」となります。
CVR=CV(コンバージョン)÷クリック数
・CPA(コンバージョン単価)
成果を1件獲得するのにかかった費用。
CPA=費用÷CV(コンバージョン数)
・LP(ランディングページ)
検索結果に表示される求人をクリックして遷移した先の求人詳細ページ
・ファーストビュー
LPを開いたときに、スクロールせず最初に視認できる範囲、情報
Indeedをスムーズに運用するには、WEBマーケティング用語に関する理解は欠かせません。
WEB広告を、分析・改善するのに必要な用語や数値を理解し、効率的に、かつ最大のパフォーマンスをあげられる運用をしていきましょう。
インプレイスはIndeedの宮城エリア正規パートナーです。求人情報誌や求人情報サイトへ頼らない新しい採用方法をご案内します。
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